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温泉巡り6日目
昨夜、ペンションのご主人との会話でシーズンオフの副業としてりんごの栽培をしていると聞いた。りんごの蜜はりんごが寒さから種を守るために種の周りに蜜を造るのだと言う。寒さの厳しい蓼科のりんごは最高に美味しいとのこと、りんごの好きな夫は買う気満々だ、早速収穫時には送って貰うよう予約をしてご機嫌になっている。 身震いするような朝もやの中を奥さんに見送られて出発。昨夜、ご主人に貰った地元の農協発行の地図を見ながら白樺湖から車山高原のリフトに乗って運がよければ富士山を眺めて、霧が峰を越えて諏訪湖に下りるルートを決めた。時折青空が顔を見せるまずまずの天気なので気を良くして車山高原へ到着。車山高原の標高は1900メートル、これだけ高いとさすがにお天気も一筋縄ではいかなかった。着いたとたんに深い霧に覆われてしまった。リフトも止まってしまい待とうかどうしようかと思案している間に岡山県の女子高の修学旅行生を乗せた観光バスがやってきた。こんな山頂で岡山県民と出会うとはこれも何かの縁と彼女達としばし会話を楽しんだ後、諦めて霧が峰に向かう。 初めのうちこそなだらかな高原が見えていたがその内次第に霧に覆われ1メートル先を見るのがやっとの状態になってしまった。引き返そうかと言う私に夫はのん気に“これが天下の霧が峰越えだ”とか言いながらのろのろと運転を続けた。同じような物好きも居るものと見えて前方から来る車と3度ほどすれ違う。そんな状態も諏訪方面への岐路に差し掛かる頃には次第に良くなり諏訪神社に着いた時には天気回復。もう少し待てば良かったのかもとちょっぴり後悔。 諏訪と言えば温泉と厳寒期に諏訪湖が全面結氷する「御神渡(おみわたり)」現象それに諏訪大社と勇壮な御柱祭りだ。これだけ知っていれば諏訪通だが、これも遥か昔、独身時代の2月、穂高から富士五湖を旅した時に機会が有ればもう一度訪ねたいと心に決めた場所だから。 7年に毎に勇壮な男たちによって建てられる御柱。万感の思いをこめてその木肌に触れてみる。 御柱祭の様子を社務所に有った雑誌から転写させてもらった。 大社本殿 午前中の観光が不発に終わったので、諏訪大社の参拝だけにして、塩尻から中央本線沿いに木曽路を目指す。木曽路はこんな感じ。山間部の谷間を走っているので直ぐ近くにあっても木曽駒ケ岳も御嶽山も何も見えない。 途中、道の駅木曽ならさわ で木曽木製品の展示をいいなー、ほしいなーと思いながら観る。 しばらく走って居ると木曽漆器座卓組合の看板を発見し寄ってみる。 愛想の良い店員さんに案内して貰い、いろいろ見るがどれも高くて手が出せない。お礼を言って帰り際、皆さんが可愛いゆきを見送るに出てきてくれた。携帯の待ちうけ画面にするからという人、家に返って家族に見せると言う人、皆でゆきの写真を撮ってくださった。お出かけ時、何処に行ってもゆきは可愛いと言って貰える。そういう時の私たち夫婦は多分大黒様の様な顔をしているのだと思う。夫も私もその事がすごく嬉しく心地よいのだから。 後ろ髪を惹かれる思いで店を後にしたがどうしてもあのつややかに光る漆塗りの座卓が欲しい。夫の顔を見ながら旅行の記念に一つ買って行かない?と言うと夫も同じ思いだったらしく直にUターンしてくれた。 笑いながら再訪した私たちに気のいい店長は破格の値引きをしてくれたが更に値切って半額以下で購入。 栓の木の一枚板で木曽漆塗り、木曽漆は10回の塗りを重ねて仕上げるので非常に丈夫で熱にも強いとのことだった。我が家の客間にちょうど良い大きさで落着いた色合いがとても気に入っている。 旅行費用以上の買物をして購入費用の算出を思案する私と対照的に夫は上機嫌だ。 家を出てすでに6日目、ゆきは少し機嫌がよくない。夫の顔にも疲れが見える。ゆきの為に度々の休憩も取っているし、運転も時々交代するが神経を使う場所は夫だから無理もない。そろそろ観光は終わりかなと思い、道の駅大桑 で昼食のあと中津川ICから彦根IC迄一気に走る。 無理をすれば広島まで帰れない事もないが若くない体での無理は禁物と途中で一泊する事にする。 車の中から琵琶湖のほとりに宿探しをし、休暇村近江八幡に宿が取れた。早めのチェックインをし3人で湖のほとりの広い芝公園で遊び、明日の最後の日程に備える。 私たちのリラックス気分を敏感に察して嬉しそうに駆け回るゆき。 こうして6泊7日の温泉巡りは終わった。ゆきは小さい身体でよく頑張ったし、私たち夫婦のは思い切り命の洗濯が出来た。
by Maky63
| 2009-03-23 23:57
| 家族ドライブ
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